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下剤を手放せなかった私が、自然なお通じを取り戻した話 10代から続いた下剤生活と不安

10代の頃から、便秘薬がないと排便できない日々が続いていました。

使っていたのはセンナ系の刺激性下剤。

飲み忘れるとお腹が張り、肛門付近で便が滞って摘便が必要になることもありました。

「薬がないと出ない」「薬を飲まないと不安」
それが当たり前の毎日でした。

勤務中の一言が胸に刺さった

ある日、勤務先の患者さんにこう言われたんです。

「関節リウマチになる人って、ネガティブな人が多いよね」

その瞬間、心がざわつきました。

正直、図星でした。
私は「こうするべき」「ああすべきだった」と過去のことを引きずって考えすぎる性格。
ネガティブ思考で、自分を責めてばかりいた自覚があります。

そして気づいたんです。
「もしかして便秘もリウマチも、“ためこむ癖”が原因なのかもしれない」と。

便秘のトリセツで出会った“新しい選択肢”

そんなときに出会ったのが、NHKの「便秘のトリセツ」でした。

📄 【無料PDFダウンロード】
👉 便秘のトリセツ(NHK)

この番組では、最新の便秘ガイドラインに基づいた「便意を守る生活習慣」や、下剤に頼らない自然な排便習慣が紹介されていました。

特に印象的だったポイント

  • グリーンキウイが便秘改善に有効(1日1〜2個でも効果あり)
  • 「便意の消失」が便秘の原因になること
  • 排便習慣は「作る」ことができる
  • 「朝と夜、便意がなくてもトイレに座る」を2週間続けてみる
  • 息みすぎ注意!トイレ時間は3分が目安

私が実践したこと(実際のルーティン)

  • 起床時間を一定にする(早出・夜勤の日も)
  • 起きたらコップ一杯の水を飲む
  • 朝食を食べる(パン1つでもOK)
  • 食後、便意がなくてもトイレに座る
  • 腹筋に力を入れず、両手でお腹に触れて“腸ほどき”をする

これだけです。
たったこれだけを続けたところ……

便秘薬をやめられた!

数日後から毎朝、自然な排便が!
今では下剤なしで、毎朝普通の便がスルッと出るようになりました。
あの不安も、摘便の苦しさも、もうありません。

下剤を手放して得られた安心感

  • 腹痛や急な便意の不安がなくなった
  • 薬を飲まない生活ができているという自信
  • 身体も気持ちも軽くなった感覚

まとめ|“出せる私”に戻れたのは、小さな習慣から

関節リウマチで運動を制限するようになって、腸の動きも鈍くなっていた私。
それでも、便意を意識した生活に切り替えることで、便秘薬なしの生活ができるようになりました。

排便は「習慣」でも「体質」でもなく、「毎日の選択」で変えられる。

この経験が、同じように悩む誰かのヒントになれば嬉しいです。

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