心療内科で心理検査を勧められて悩んだ話
― 予約する前に、私は自分の困りごとを全部書き出した ―
2025年9月から自宅療養が続いています。
対人関係が怖くなり、外に出ることも、人と話すことも、しんどくなりました。
心療内科に通う中で、
「もしかしたら発達特性も関係しているかもしれない」
という話になりました。
【家族歴を提出した日(1月9日)】
1月9日、家族歴を主治医に提出しました。
その際、主治医が執筆した『発達障害の解剖図鑑』を購入し、
自分に当てはまる症状にチェックを入れて、次の診察で持参するよう言われました。
正直、
「自分は発達障害なのかもしれない」
と意識したのは、この時が初めてでした。
【心理検査のパンフレットをもらった日(1月22日)】
1月22日、チェックした本を持って診察へ行きました。
すると今度は、日本心理検査センターのパンフレットを渡され、
「ゆっくり考えて、必要なら紹介状を書きます」
と説明を受けました。
この時、私は一気に不安になりました。
- 検査って、受けた方がいいの?
- 受けたら、何かが決まってしまうの?
- 今の自分は、そこまで進む段階なんだろうか?
頭の中が、ぐちゃっとしました。
【いったん止まった理由】
その場で
「お願いします」
と言うこともできました。
でも、私は言えませんでした。
理由は単純で、
検査の必要性を、自分の中で判断できなかったからです。
心理検査は
- 診断の材料
- 状態を知るための一つの手段
であって、
診断そのものをするのは主治医だということも知りました。
だからこそ、
よく分からないまま予約するのが、どうしても怖かったのです。
【予約の前にやったこと】
私は、検査の予約を取る前に、
自分の困りごとをすべて書き出しました。
- 対人コミュニケーションで何に困ってきたか
- 子どもの頃からの違和感
- 仕事で何度もつまずいた場面
- 音や環境への過敏さ
- 方向感覚の弱さ
- 失敗した時に、うまく説明できないこと
正直、書くのはしんどかったです。
思い出したくないことも多くありました。
でも、書いていくうちに、
一つだけはっきりしたことがありました。
【「診断名が欲しい」のではなかった】
私が欲しかったのは、
診断名ではありませんでした。
- どうして、こんなに人とのやり取りがしんどいのか
- どうして、ずっと生きづらさを抱えてきたのか
- これから、どう関わっていけばいいのか
それを、主治医に正確に伝えたかっただけでした。
【障害年金の申請時期を知って、考え直したこと】
私の場合、
2027年3月17日以降に、厚生障害年金の申請を検討する時期になります。
調べて分かったのは、
- 障害年金の審査では、直近3か月ほどの症状・生活状況が重要視される
- 心理検査の結果だけで判断されるわけではない
- 診断書には、日常生活や就労状況など、実際の困りごとが反映される
ということでした。
つまり、
今このタイミングで心理検査を受けることが、将来の申請に直結するわけではない
と理解しました。
【検査費用という現実】
心理検査の費用は、約25,000円と高額です。
私は現在、無職です。
生活費も医療費も切り詰めながら過ごしています。
正直に言うと、
重要視されない可能性がある検査に、今の私が大切なお金を払う余裕はありません。
これはケチの話ではなく、
今の私にとっての「優先順位」の問題でした。
- まずは生活を守ること
- まずは体調を立て直すこと
- まずは安心して過ごせる時間を増やすこと
検査は、そのあとでも遅くない。
私はそう判断しました。
【今回の私の選択】
今回、私は
- 心理検査は今すぐ受けない
- まずは困りごとを主治医に伝える
- 検査の必要性は、主治医と一緒に考える
という選択をしました。
この判断が正解かどうかは分かりません。
でも、
分からないまま流されなかったこと
それ自体は、自分で自分を評価してもいいと思っています。
【同じように悩んでいる人へ】
心理検査を勧められると、
「受けなきゃいけないのかな」
と感じる人もいると思います。
でも、
- 急がなくていい
- 分からないまま進まなくていい
- 一度立ち止まって考えていい
検査は義務ではありません。
選択肢のひとつです。
【おわりに】
今の私は、
外に出ることも、人と関わることも、まだ怖いです。
それでも、
こうして自分の困りごとを言葉にできたことは、
私にとって確かな一歩でした。
この記録が、
どこかの誰かの「立ち止まって考えていい」という安心につながれば、
それで十分です。

