【体験談】58歳から始めたブログ|“自分が嫌い”でも少しずつ前へ
58歳からブログを始めた私。運動も苦手、趣味もなく“自分が嫌い”だったけれど、少しずつ心がラクになりました。本記事では、自己嫌悪との向き合い方と、私が実践してきた小さな工夫を体験談としてまとめます。
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はじめに:自分を嫌い続けてきた私
運動も苦手、趣味もない、流行にも疎い。人付き合いも得意じゃない私は、長いあいだ「自分は面白みがない」と決めつけていました。ネガティブ思考だと自覚があり、香りの好き嫌いが激しいことや、人前で話すとどもる自分も含めて、丸ごと嫌いだったのです。

「自分が嫌い」でも、ここに書かれているのは“改善された完璧な私”ではありません。
“嫌いな自分を連れたまま、少しだけ前に進む私”の記録です。
ブログを始めて見えた変化(体験談)
ブログを書き始めて、毎日じゃなくても、短い文章を積み重ねる自分を「ちょっと好きかも」と思える瞬間が増えてきました。完璧じゃなくていい。下書きでもいい。「公開」ボタンを押すたびに、心の埃が少し取れていくような感覚がありました。
気づき①:基準は「昨日の自分」
誰かの評価ではなく、昨日の自分より1行多く書けたら合格。それだけで自己否定が薄れていきました。
気づき②:「楽しめている今の自分」がいる
“自信はないまま”でも、書いている時間だけは楽しめる。それが私の救いでした。
「自分が嫌い」の負のループ(情報まとめ)
- 嫌いな自分を認める:無理に「好き」へジャンプしない。「この気持ちが今ここにある」と言葉にする。
- できたこと・長所に目を向ける:今日の達成は「3行書いた」「下書きを保存した」でOK。
- 比較をやめる:人と比べず「私は私」。基準は“昨日の自分”。
- NOと言う練習:嫌な誘い・望まない役割には短い断りフレーズを用意。
- 外に意識を向ける:散歩・メモ・短文ブログなど、低ハードルの行動を少量。
- 専門家に相談:必要に応じて心療内科やカウンセラーへ。抱えこまない。
※医療やメンタルの情報は個人差があります。つらさが強い場合は専門家へ相談を。
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私が効いた「短時間リセット法」(体験+情報)
ネガティブが強いとき、5-4-3-2-1 感覚リセット法で“今ここ”に戻る練習をしています。仕事や家事の合間、1〜3分でも効果を感じます。
- 見えるものを5つ(例:机、カップ、窓、ペン、時計)
- 触れられるものを4つ(衣服の質感、椅子の固さ、カップの温度、足裏)
- 聞こえる音を3つ(空調音、外の車、鉛筆の音)
- 匂いを2つ(無臭でも「無臭」と認識/香りが苦手なら安全な匂いだけ)
- 味わえるものを1つ(白湯の味、口内の感覚)
30秒でできる即効テク(私の定番)
- ゆっくり呼吸×3回:4秒吸って6秒吐く。肩の力を抜く。
- 手首を温める:温感パッドやマグカップで一時的に温める。
- 目線だけ遠く:窓の外や壁の一点を10〜15秒眺める。
小さく続けるための私のルール
- 1日1ミリ進めば十分:書けない日はタイトルだけ、見出しだけでもOK。
- 「下書き公開」を許可:完璧主義を外して、短くても出してみる。
- 香りトリガー対策:強い香りは避け、無香料や自分に合う香りを限定。
- 話す場は選ぶ:人前で話すのが苦手なので、文章を主戦場に。
- 比較しない宣言:他人ではなく「昨日の私」を基準にする。

結論:「自分が嫌い」でも、嫌いなまま進める一歩がある。私にとってはブログがその一歩でした。
参考にした考え方・情報
- 自己嫌悪との向き合い方(一般的な提案:受容・達成記録・比較回避・断る練習・外向き行動・専門相談)
- マインドフルネスの5-4-3-2-1感覚法(“今ここ”に注意を戻す手法)
- 職場/家庭での短時間リセットの具体例(呼吸・温め・遠くを見る など)
※医療・メンタル領域は信頼できる情報源を確認し、ご自身の体調に合わせてご活用ください。
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おわりに:嫌いなままでも、少し好きに近づける
「自分が嫌い」という感情は、すぐに消えません。けれど、嫌いな自分を連れたままでも進める道があります。私にはブログがあった。あなたには、もしかしたら散歩か、メモか、1行の日記かもしれません。小さな一歩は、十分に大きい一歩。一緒にゆっくり進めますように。
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